マスター武器の原価シミュレーション
マスター武器の合成にエスカッションを使用した場合の原価計算についての話題になります。
マスター武器のHQ2を10000個作成するために必要な素材数
以前の記事の数値をもとに、HQ2が1万個完成するまでに必要な素材数についてのシミュレーションを実施してみました。
シミュレーションではHQ率でHQ判定を適用したあと、HQ2とHQ1を再度比率で適用しています。
失敗時には各素材毎のロスト率でのロストとし、HQ1とHQ2の場合、各素材は必要数の全消費としています。
| 項目 | 回数 | 1D正規化 |
|---|---|---|
| HQ1 | 10,357 | 1.2 |
| HQ2 | 10,000 | 1.1 |
| ギルド素材 | 59,479 | 5.3 |
| ジョブ結晶 | 124,389 | 13.3 |
| ダークマター | 53,387 | 5.3 |
| ベガリー素材 | 51,978 | 5.3 |
| ラトラナジュ | 120,363 | 13.3 |
| レリックアダマン | 242,041 | 26.7 |
| 朽ちた武器 | 116,085 | 12.0 |
| 失敗 | 172,111 | 19.1 |
| 合成回数 | 192,468 | 21.4 |
※1D正規化は朽ちた武器を1Dとして他の数字を正規化しています。
HQ率の利用数値
| 結果 | 確率 | 備考 |
|---|---|---|
| 失敗率 | 89.36% | |
| 成功率 | 10.64% | |
| HQ1 | 5.42% | |
| HQ2 | 5.22% |
素材のロスト率の利用数値
| 素材名 | ロスト率 | 備考 |
|---|---|---|
| 朽ちた武器 | 55.73% | |
| レリックアダマン | 58.42% | 二個使用 |
| ラトラナジュ | 58.20% | |
| ジョブ結晶 | 60.67% | |
| ダークマター | 19.33% | |
| ベガリー素材 | 18.43% | |
| ギルド素材 | 22.70% |
HQ2の原価試算表
先ほどのシミュレーション結果から、次の表を作成しました。
10,000個のHQ2を作成するのに必要なギルはΣ(各素材の値段 x 消費数)の合計額となります。
その合計額/10,000で、HQ2の理論原価を計算できます。
| No | 素材 | 例① | 例② | 例③ | 例④ | 例⑤ | 例⑥ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ギルド素材 | 115 | 115 | 115 | 115 | 115 | 115 |
| 2 | ジョブ結晶 | 300 | 250 | 200 | 175 | 175 | 175 |
| 3 | ダークマター | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 4 | ベガリー素材 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 5 | ラトラナジュ | 300 | 250 | 200 | 175 | 175 | 175 |
| 6 | レリックアダマン | 200 | 180 | 150 | 135 | 135 | 135 |
| 7 | 朽ちた武器 | 50 | 50 | 100 | 200 | 250 | 50 |
| 8 | HQ2の原価 | 14,501 | 12,794 | 11,424 | 11,610 | 12,190 | 9,869 |
※単位は万ギルになります。
ダークマターやベガリー素材は実際には合成品によってもう少し変動します。
この表ではHQ2に全部の原価を割り当てているのでHQ1の原価0という扱いになります。
そのためHQ1が全部売れるとHQ2は原価ぎりぎりでもプラスの収支にはなります。
例①～⑥の想定
| 例 | 内容 |
|---|---|
| ① | 1年以上前 |
| ② | 獣神人が少し下落 |
| ③ | 獣神人が少し下落、魔神上昇 |
| ④ | 最近の相場、魔神安め |
| ⑤ | 最近の相場、魔神高め |
| ⑥ | 最近の相場、魔神は過去の仕入れ |
感想
以前に比べて、魔神勲章は値上がりし、獣神、獣人は値下がりしました。
ただし、魔神勲章は一時期かなり安値で取引されていましたので、その時の購入した在庫があればだいぶ原価は変わります。
また、朽ちた武器も安値で取引される場合もあるので、魔神勲章（朽ちた武器）の入手経路が原価に与える影響が大きいのではないかと考えています。
素材をLSで収集している場合もあると思うので、原価の考え方は立場によって違ってきます。
