ビクトリースマイト装備の比較
ビクトリースマイト時の装備について二種類の比較を行ってみました。
装備の内容
部位 | マルチ装備 | クリ装備 |
---|---|---|
メインウェポン | ウルスラグナR15 | ウルスラグナR15 |
矢弾 | オゲルミルオーブ+1 | オゲルミルオーブ+1 |
頭 | アデマボンネット+1A | 羅王頭成兜改B |
首 | モンクの喉輪+2R15 | モンクの喉輪+2R15 |
左耳 | ブルタルピアス | オドルピアス |
右耳 | シェリダピアス | シェリダピアス |
胴 | BKシクラス+1 | BKシクラス+1 |
両手 | 龍王手甲改A | 龍王手甲改A |
左手の指 | ニックマドゥリング | ニックマドゥリング |
右手の指 | ゲリリング | ゲリリング |
背 | セゴモマント ダブルアタック+10 |
セゴモマント クリティカル+10 |
腰 | 月虹帯+1 | 月虹帯+1 |
両脚 | 乾闥婆筒袴改 | 乾闥婆筒袴改 |
両足 | 乾闥婆脛当改 | 乾闥婆脛当改 |
合計 | STP6,DA20,TA26,QA3 クリティカル+17 クリティカルダメージ+11 |
STP5,DA5,TA22,QA3 クリティカル+37 クリティカルダメージ+5 |
- クリティカルはメリポで+5とイオニスで+3
- DAはサポ戦士で+10
- 食事はブドウ大福
シミュレータでの比較
先日まで勉強したことを踏まえてシミュレータを作って60日間継続させた場合の結果を出力してみました。
ビクスマの実行回数は、それぞれ60万回ほどになります。
命中率はキャップで、攻防関数は上限に到達している条件としています。
No | DEX-AGI差 | 装備 | インピタス | ビクスマ平均 |
---|---|---|---|---|
1 | キャップ(20%) | マルチ装備 | あり | 42,779 |
2 | キャップ(20%) | マルチ装備 | なし | 28,470 |
3 | キャップ(20%) | クリティカル装備 | あり | 40,612 |
4 | キャップ(20%) | クリティカル装備 | なし | 28,100 |
5 | ボトム(5%) | マルチ装備 | あり | 40,687 |
6 | ボトム(5%) | マルチ装備 | なし | 27,156 |
7 | ボトム(5%) | クリティカル装備 | あり | 40,165 |
8 | ボトム(5%) | クリティカル装備 | なし | 27,055 |
ダメージ分布のグラフでの比較
シミュレータで得られたビクトリースマイトのダメージ分布を100単位で集計してグラフにしてみました。
横軸がビクスマのダメージで縦軸がダメージ毎に発生した回数となります。
No1とNo2 DEX-AGI差キャップでマルチ装備
- 「インピタスあり」ビクトリースマイト平均 42,779・・・黄色
- 「インピタスなし」ビクトリースマイト平均 28,470・・・水色
- インピタスなしの状態では山谷が沢山できます。
- インピタスありの場合はヒット数毎の山に集まるようです。
No3とNo4 DEX-AGI差キャップでクリティカル装備
- 「インピタスあり」ビクトリースマイト平均 40,612・・・黄色
- 「インピタスなし」ビクトリースマイト平均 28,100・・・水色
- インピタスなしの状態では山谷が沢山結構できますが、マルチ装備に比べて2万前後の山が高くなっています。
- インピタスがある場合は、やはりヒット数毎に山できてそこに寄るようです。
- マルチ装備に比べてヒット数が4のところの山が高いです。
No5とNo6 DEX-AGI差ボトムでマルチ装備
- 「インピタスあり」ビクトリースマイト平均 40,687・・・黄色
- 「インピタスなし」ビクトリースマイト平均 27,156・・・水色
- インピタスあり/なしともにクリティカル率100%に到達しないのでヒット数の山とならずに小さい山が増えています。
No7とNo8 DEX-AGI差ボトムでクリティカル装備
- 「インピタスあり」ビクトリースマイト平均 40,165・・・黄色
- 「インピタスなし」ビクトリースマイト平均 27,055・・・水色
- クリティカル装備の場合DEX-AGI差がボトムでもインピタス時に100%に到達するので、ヒット数毎の山が維持されているようです。
- ほとんど同じ形なので、個別に比べてみましたがすごく細かな違いはあるものの同じ形でした。
別の視点
インピタス時でDEX-AGI差キャップの装備比較
- No.1「インピタスあり」でDEX-AGI差キャップのマルチ装備ビクトリースマイト平均 42,779・・・水色
- No.3「インピタスあり」でDEX-AGI差キャップのクリティカル装備ビクトリースマイト平均 40,612・・・黄色
- DEX-AGI差キャップ時は山の位置に違いはありません。
- マルチ装備のほうがヒット数が多いときの山が高くなっています。
- 4ヒットのときは逆でクリティカル装備の山が倍近くの高さになっています。クリティカル装備の場合はこのあたりのダメージが多いということになります。
インピタス時でDEX-AGI差ボトムの装備比較
- No.5「インピタスあり」でDEX-AGI差ボトムのマルチ装備ビクトリースマイト平均 40,687・・・水色
- No.7「インピタスあり」でDEX-AGI差ボトムのクリティカル装備ビクトリースマイト平均 40,165・・・黄色
- DEX-AGI差がボトムの場合は、マルチ装備はヒット数毎の山になっていません。
- クリティカル率が100%に到達しないとこのようになるようです。
- クリティカル装備のほうがDEX-AGI差の影響を受けにくいと言えます。
まとめ
装備によって平均値とは別にダメージの分布にも違いがありました。
ダメージの安定を考えるのであればクリティカル装備、タイムアタックや強敵の討伐(周回はしない)など、何回かに一回でよいので、高DPSを狙うのであれば、マルチ装備も選択肢になりそうです。
またDEX-AGI差がボトムに近い場合は、クリティカル装備のほうが期待どおりの数値になりそうです。
感想
実測してみるとDPSやダメージにはブレが大きく、その分布についても興味がわいたのが発端です。
ビクトリースマイトは多段WSでTPクリティカル率修正、さらにインピタスという変数があるためこのような特異な分布でした。
単発のダメージ修正のWSや、多段倍率が初段のみ高いWSは山が一個という分布になるはずです。
シミュレータによるビクスマ平均値の測定ですが、インピタス時のクリティカルヒットダメージアップの数値が少し実測とズレがあり数値が若干高めでているとおもわれます。
これについては調査中です。
格闘は全段1.5になったことでマルチの価値が上がっていますので、最近はマルチ装備にしていましたが、「ブリスタサリット+1」のオーグメントとが追加されてまた状況がかわっています。
実測と計算値のズレ
インピタスの効果MAX時のクリティカルヒットダメージが実測と計算値と2%一致しない状況です。
実測インピタス効果最大時のクリティカルダメージ最大・・・2,420計算インピタス効果最大時のクリティカルダメージ最大・・・2,475
原因が判明したため数値も再計測して反映を実施完了