オデシーの剣サポ白の考察
オデシーに参加を続けています。
LSの場合もあれば野良の場合もありますが、剣のサポについて少し考え直してみました。
はじめに
主にサポ青で実施していたのですが、以下の点が気になるようになりました。
- 範囲青魔法の範囲が狭い
- 範囲青魔法を利用した場合ヘイト上げが前衛の行動よりワンテンポ遅れることがある。
- 手順①・絡まれ釣り、範囲青魔法、フォイル等の場合は三手・・・範囲青魔法の前後には攻撃開始したい
- 手順②・絡まれ釣り、ララバイ、プロテス等、フォイル等の場合は四手・・・ララバイの前後には攻撃開始したい
- ファランクスなどの重要強化を実施しているときに、前衛が先行釣りした場合のヘイトのせがワンテンポ手間取る・・・ターゲット選択をしないとならない
野良募集では、戦闘開始の段取がPTによって異なり、集めてきて範囲青魔法+フォイル前に前衛が攻撃開始しているケースや、ララバイの前に攻撃を開始するケースもあるし、前衛が自分で挑発やスタン、遠隔などで釣りを開始するケースもあります。
青がララバイ直後にテネブラルクラッシュで防御ダウンを入れるケースなどもありました。
また、コメントでおすすめいただいたサポナを試してみたところ、バニシュガの使い勝手が結構良かったので参考に他のサポも試してみました。
最初はバニシュガの範囲で5~6体釣って、前衛の倒すペースに合わせてさらなる複数を追加がとてもしやすい感じでした。
バニシュガ、フォイルでヘイト上げ状態になるにで、ワンテンポの遅れがなくなります。
サポナ暗赤もいずれも試してみたのですが、新鮮だったのがサポ白だったので記事にしてみました。
サポ白の利点
- バニシュガによる範囲
- ディアガによる範囲・・・これは補助用・詠唱が早いので緊急時はこっちが確実
- 自己ケアル・ケアルガ・ケアルラ
- 自己状態回復
- プロテアによるメンバー経由のヘイトのせ・・・詩人以外のメンバー経由でのせたい場合に、距離が範囲内ならば選択操作が不要
考察
既存のコンテンツではファランクス+ストンスキンで0ダメ化することが多かったので、自己回復ヘイトはあまり考えたことがなかったのですが、オデシーの場合エンボルド+ファランクス以外の場合は0ダメは困難です。そのためHPが凹むので自己回復によるヘイト上げが活用できます。
これはサポナやサポ赤でも可能ですが、サポ白がよかったのは範囲回復です。
インスパイアによるファストキャストがあるので詠唱時間自体には不満はなく、詠唱中断も100%が可能でMP効率のよいケアルラやケアルガがヘイトのせ+回復+ヘイト上昇に利用できました。
ヘイトについて
サポ青に比べてヘイト上げ手段が変わりますが、オデシーは前衛+コ+詩人が前線の範囲内にいることが多いのも他コンテンツとの違いなので、範囲回復によるヘイト稼ぎが活用できる機会が多いです。
特にケアルラについて少し深堀りしてみました。
調べたところケアルラIIIはヘイトが回復量変動なしの固定値で、範囲内のメンバーが増えればその分増加するかも?という感じであったためです。
参考ページ
2021年1月版 主要な魔法のヘイト一覧 - FF11どらプリを心待ちにしている、わしの倉庫
※ケアルラIIIの揮発/累積について
些事東風: 魔導剣士のヘイトの稼ぎ方
※範囲の場合の乗算について
ランパートなどの範囲強化行動によるヘイト量加算について | FF11 BOX
※範囲の場合の乗算について
【FF11】敵Lv100標準ダメージとLv差に応じて減少する敵対心とロイエ(2020年1月ver迄仕様)のTP修正等【敵対心】 : ゆだにっき。
※ケアルラIIの累積について固定x人数の記載
回復魔法/FF11用語辞典
※ケアルラ~IIIの揮発/累積についての数値
ケアルラのヘイト簡易調査
ケアルラのヘイトの相対値を簡易調査してみたところ次の値でした。
ケアルラIIIの1/2ぐらいでした。
ケアルラIIIの場合
- 学者でアスピルで開始・・・[揮発,累積]=[0,320]
- 白でケアルでヘイトリストに追加・・・回復は0で[0,0]
- 白でケアルラIIIを実施・・・学者も範囲内で回復は0、直後にライブラすると[学,白]=[100%,24%]
- その後・・・1分後にライブラすると[学,白]=[100%,24%]
- その後・・・2分後にライブラすると[学,白]=[100%,24%]
ケアルラIIIのヘイトは数値は[揮発,累積]=[120,100]です。
ライブラは累積が対象か、もしくは範囲に揮発がのっていない・・・?
ケアルラの場合
- 学者でアスピルで開始・・・[揮発,累積]=[0,320]
- 白でケアルでヘイトリストに追加・・・回復は0で[0,0]
- 白でケアルラを実施・・・学者も範囲内で回復は0、直後にライブラすると[学,白]=[100%,11%]
- その後・・・1分後にライブラすると[学,白]=[100%,11%]
- その後・・・2分後にライブラすると[学,白]=[100%,11%]
フェイスを対象にした範囲アビリティのヘイト増加
- 学者でアスピルで開始・・・[揮発,累積]=[0,320]
- 戦/白でケアルでヘイトリストに追加・・・回復は0で[0,0]
- フェイスがいる場合は、アスピルで釣ったモンスターと別のモンスターを攻撃して強化魔法をまってヘイトリストに追加
- ストンスキンで累積が減らないようにしている
上記手順後にそれぞれ以下の手順を実施
- 戦/白でウォークライ[320,0]を実施・・・学者とフェイスを範囲外で、2秒後ぐらいにライブラすると[学,戦]=[100%,19%]
- 戦/白でブラッドレイジ[320,0]を実施・・・学者とフェイスを範囲外で、2秒後ぐらいにライブラすると[学,戦]=[100%,14%]
- 戦/白でウォークライ[320,0]を実施・・・学者だけ範囲内で2秒後ぐらいにライブラすると[学,戦]=[100%,75%]
- 戦/白でウォークライ[320,0]を実施・・・学者だけ範囲内で2秒後ぐらいにライブラすると[学,戦]=[100%,73%]
- 戦/白でブラッドレイジ[320,0]を実施・・・学者とフェイスx1(ヘイト○)を範囲内で、2秒後ぐらいにライブラすると[学,フ,戦]=[36%,0,100%]
- 戦/白でウォークライ[320,0]を実施・・・学者とフェイスx1(ヘイト○)を範囲内で、2秒後ぐらいにライブラすると[学,フ,戦]=[70%,0,100%]
範囲内のメンバーに比例してヘイトが増えているのが確認できます。
これは既知の仕様ですが、フェイスに対しても同等であるかを確認しました。
番外
- 戦/白でケアルを未実施
- 戦/白でブラッドレイジ[320,0]を実施・・・学者だけ範囲内で、直後にライブラすると[100%,5%]
範囲アビリティ経由でのヘイトリストへの追加は発生するが、その場合のヘイト値は低い。
ケアルラの範囲内のメンバーを増やした場合のヘイト
- 学者でアスピルで開始・・・[揮発,累積]=[0,320]
- 戦/白でケアルでヘイトリストに追加・・・回復は0で[0,0]
- フェイスがいる場合は、アスピルで釣ったモンスターと別のモンスターを攻撃して強化魔法をまってヘイトリストに追加
- ストンスキンで累積が減らないようにしている
上記手順後にそれぞれ以下の手順を実施
- 学,サポ白の2人でケアルラ実施・・・[学,白]・・・[100%,21%]
- 学,サポ白,フェイスx1の3人でケアルラ実施・・・[学,白,フ]・・・[100%,32%,0%]
- 学,サポ白,フェイスx2の4人でケアルラ実施・・・[学,白,フ,フ]・・・[100%,42%,0%,0%]
この結果からケアルラも範囲内のメンバー数に応じてヘイト増えている数値でした。
増加幅が少し低い印象があります。20%ぐらい増えてもいいはずですが・・・この数値を見るとケアルラの範囲は累積だけという感じもします。
ケアルラの簡易まとめ
つまりケアルラはIもIIもIIIと同様にヘイトが回復量変動なしで、範囲内にメンバーがいるならHPが全快状態でもヘイト稼げるってことになります。
数値的にはケアルラIIIの半分ぐらいなので[揮発,累積]=[60,50]でよさそうです。
範囲内のメンバーが1だと大した数字ではありませんが、5人であれば揮発は300の累積250相当なので、揮発は少なめですが累積は悪くない数値というところです。(ここから敵対心+が乗算)
詠唱時間やMP消費とリキャストを考えるとサポ白時のヘイト稼ぎ手段としては選択肢になりそうです。
- ケアルラ・・・MP30でリキャスト30、累積50 x N人
その他
ヘイトリストに乗せるためにプロテアが使えて、前衛が独自追加や先行開始の場合のフォローが楽でした。
距離さえ調整すればstpcでメンバー選ぶのに比べて2アクション(メンバー選択とエンター押下)が不要なためです。
(詩人の場合は、ターゲット指定のプロテス、それ以外の場合はプロテアmeで実施できる。)
白さんが許してくれればバファイラとか使うと詠唱は最速です。
問題点
サポ青以外の場合の問題は防御力で、この場合は、エンボルドマジェスティプロテスVと、ミンネが一曲は欲しくなります。
以前の確認の結果やはり2200~2500ぐらいは防御力が欲しいためです。
感想
あくまでオデシーでのセグポのように全員が前線に集まっているような状況の場合です。
サポで使用可能で「回復量変動なし」は単体ケアルではありません。
また、モンスターを対象としない自己対象魔法でHPの状態によらずにヘイトが稼げる手段としては数少ない手段かもしれません。
(メンバーの存在が必須ですが)
サポ白は「トランキルハート」もあるので、少し期待よりは下がってしまうはずです。
疑問点
ライブラって累積が対象か、もしくはケアルラの範囲に揮発がのっていないです。
ウォークライでライブラと揮発が範囲に適用されているのが確認取れているので、ケアルラの揮発が何か変なだけかもしれません。
オデシーでの防御力と被ダメージの実測
オデシーでの被ダメージの実測をしてみました。
前提条件
- オデシーシェオルC-1
- 第一層のためCL129
- ジョブはマスター剣で物理ダメージカットは76%
- VIT優先装備と、カット76%の詠唱中断装備を用意
- 食事は味噌ラーメン+1
実測結果一覧
- 実戦ではファランクスがあるので意識するのは最大ダメージで太字
- 母数はそれぞれ50回程度なので回数は少なめ
No | 対象モンスター | 防御力 | VIT | 最低 | 最大 | 平均 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Nostos Karakul | 1136 | 258 | 97 | 146 | 118 | サポ青 |
2 | Nostos Karakul | 2811 | 258 | 35 | 114 | 74 | サポ青 |
3 | Nostos Karakul | 3588 | 258 | 24 | 92 | 59 | サポ青 |
4 | Nostos Karakul | 3752 | 258 | 27 | 94 | 56 | サポ青 |
5 | Nostos Karakul | 3835 | 258 | 27 | 94 | 65 | サポ青 |
6 | Nostos Cluster | 3567 | 258 | 26 | 105 | 61 | サポ青 |
7 | Nostos Cluster | 1356 | 258 | 72 | 126 | 100 | サポ青 |
8 | Nostos Wamouracampa | 4003 | 258 | 25 | 85 | 52 | サポ青 |
9 | Nostos Wamouracampa | 5447 | 258 | 25 | 79 | 50 | サポ青 |
10 | Nostos Wamouracampa | 2621 | 258 | 29 | 100 | 63 | サポ青 |
11 | Nostos Wamouracampa | 3835 | 258 | 25 | 86 | 54 | サポ青 |
12 | Nostos Vulture | 1595 | 323 | 56 | 100 | 85 | サポ青 |
13 | Nostos Vulture | 2392 | 323 | 37 | 100 | 70 | サポ青コクーン |
14 | Nostos Wasp | 1350 | 327 | 53 | 113 | 90 | サポ戦バーサク |
15 | Nostos Wasp | 1798 | 327 | 48 | 100 | 78 | サポ戦 |
16 | Nostos Jagil | 2722 | 365 | 29 | 89 | 58 | サポ戦、エチュエチュ、ミンミン |
17 | Nostos Jagil | 3240 | 403 | 22 | 81 | 51 | サポ戦、ソウル、エチュエチュ、ミンミン |
18 | Nostos Sapling | 4744 | 405 | 21 | 70 | 44 | サポ青コクーン、ソウル、エチュエチュ、ミンミン |
19 | Nostos Sapling | 4193 | 329 | 23 | 81 | 50 | サポ青コクーン、ミンミンミンミン |
20 | Nostos Sapling | 1853 | 378 | 45 | 94 | 72 | サポ青コクーン、マルカ+エチュエチュ |
参考値:ファランクスの効果値
- 自己ファランクスで装備なし・・・33 (注2)
- 自己ファランクスでオグメはテーオン相当(注1)・・・55 (注2)
- 自己ファランクスでオグメはダクマタ最高値相当・・・64 (注2)
- エンボルド+学者ファランクスでオグメはテーオン相当・・・82
- エンボルド+学者ファランクスのオグメはダクマタ最高値相当・・・91
補足
- (注1) 頭と武器はFU+3とディーコンソード
- (注2) 自己ファランクスは強化魔法スキルで+-1は変動
評価
- 母数が少ないので最低値と最大値が計測されているかは疑問があるので+10%ぐらいは考慮。
- 自己ファランクスの場合は、すべてのケースでダメージの最大値がカット値を上回るので、支援を厚くしてもストンスキンの維持は難しい数字。
- エンボルド+学ファランクスの場合は、VIT優先装備で支援が厚いケースNo16.17.18.19は0ダメージ化が可能そうな数値。
最も被ダメージが低いケース
No | 対象モンスター | 防御力 | VIT | 最低 | 最大 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
18 | Nostos Sapling | 4744 | 405 | 21 | 70 | 44 |
支援が最も手厚いケースです。
- VIT優先装備
- ソウルボイス
- 元気エチュ+活力エチュ
- ミンネV+ミンネIV
- コクーン
この支援下では、ダメージの最大が70のため、自己ファランクスでもかなり被ダメージを抑えることができます。
エンボルド+学者ファランクスの場合は、オグメが最高値でなくともダメージを0に抑えられます。
これならC-4のCL135でもかなり被ダメージが抑えられていそうです。
ただし実際にはクリティカルもあるので、完全0ダメージは難しいです。
VITの違いによる比較
対象モンスターが異なるのでSTRに違うケースがあり一概に言いにくいのですが、それでも次の2例の比較をみると、VITの影響は顕著に見えます。
No | 対象モンスター | 防御力 | VIT | 最低 | 最大 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
7 | Nostos Cluster | 1356 | 258 | 72 | 126 | 100 |
14 | Nostos Wasp | 1350 | 327 | 53 | 113 | 90 |
No | 対象モンスター | 防御力 | VIT | 最低 | 最大 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | Nostos Cluster | 3567 | 258 | 26 | 105 | 61 |
17 | Nostos Jagil | 3240 | 403 | 22 | 81 | 51 |
No.6のほうが防御力は1割近く高いのですが、VITが高いほうが最大ダメージが低いです。
No.17のケースでは最大が91を下回るので、エンボルド+学ファランクスで0ダメージ可能になります。
感想
VITも影響が大きいという結果でした。
モンスターのD値が400以上と高いのでSV差の影響は相対的に低いと思っていたのですが、そうでもない結果でした。
アンバスマントはHP+と魔回避+にしていたのですが、オデシーはVIT+30のほうがよいかもしれません。
詠唱中断103%装備はなんか残念感が出てきました。
この数値をみると、自己ファランクスと、エンボルド+学ファランクスはかなり大きな違いです。
野良とLSで行く場合にエンボルド+ファランクスだと体感で異なっていたのが、数値でもよくわかりました。
結果だけで評価するとオデシーのD値の調整はファランクスの数値を意識して調整されたように思えてしまいます。とりあえず3倍というわけでもなく練られた数値なのかもしれません。
VIT優先装備について
VIT優先装備をそろえていて、次の装備は改めて評価が上がりました。
- トゥイストピアス・・・VIT+10
- アンムーヴカラー+1・・・VIT+9
- ゼラチナスリング+1・・・VIT+15
腰のフルームベルト+1はもう不要かと思ったのですが、まだ保持することにしました。
風水支援と範囲の可能性
風水のインデバイトで更にVITを上げることは可能ですが、構成が問題です。
ただ、ここまでダメージを抑えられると、ダイバーのようにかなりの数を集められてしまうので、範囲ダメージカットがあっても剣学風詩青青ってどうなんだろうと思っています。
もちろん実際には魔法を使うモンスターがいるのと、クリティカルもあります。また感覚では範囲ダメージは90%カットなので難しそうですので未挑戦です。パケットが余る状況になってきたら挑戦してみたいと思います。
学はサポ赤だとカタクリ使えないので、そこは残念ですが・・・